医療風景
「救急患者を断らない」私たちの診療スタンスです。

私たちは患者様により一層のご満足と信頼を得られるよう、質の高い医療の実践を追求し続けるとともに、若手医師の教育と育成、充実した循環器研究推進組織の構築を目指し、日本における循環器医療の向上に貢献したいと考えています。


ホットライン

京都大学医学部附属病院循環器内科では、地域の先生方、患者様との緊密な連携をめざし、

循環器内科ホットラインを運用して参りましたが、この度救命救急センターの設立に伴い、

運用が統合されることになりました。

2024年4月1日からは、緊急受診のお問い合わせは下記までご連絡ください。

京大病院 総合受付 075−751−3093 (平日9時ー17時)

※平日9時ー17時以外は上記番号で時間外受付へのご案内になります。

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循環器内科からのお知らせ

医療を変える臨床研究への御支援のお願い

京都大学循環器内科では医療を変える根拠となる臨床研究を推進しております。

例えば、日本においては以前からステント植え込み治療などの冠動脈インターベンション (PCI) 後6ヵ月前後には自覚症状がない場合にも「確認カテ」と称される計画的な追跡冠動脈造影が広く実施されておりました。図に示しますReACT 試験ではPCI施行後の患者さんを、計画的追跡冠動脈造影を実施する群と実施しない群に無作為に割り付け、追跡造影の実施によって死亡や心筋梗塞などの重大なイベントを防ぐことが出来るかを評価いたしました。結果は両群間でイベント発生率には差がなく、予定の追跡冠動脈造影に有用性がないことが示されました。患者さんは「確認カテ」を行うことで予後が改善することを期待して「確認カテ」を受けておられた訳ですが、この試験によってそのような検査が不必要であることが明らかになり、「確認カテ」を実施する病院またそれを受けられる患者さんの減少に繋がりました。

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このような臨床研究は医療を正しい方向に変えて行く上で極めて重要ですが、残念ながら企業からの支援はなく研究資金の確保に難渋しております。
そのような状況にあっても、我々は現在も多くの臨床研究を実施し、また今後も新たな企画を進めて行かなければならないと考えております。

このような我々の活動に御賛同いただける皆様におかれましては是非、御支援をお願いできれば有り難く存じます。
不躾なお願いで恐縮ですが、何卒、宜しくお願い申し上げます。

京都大学循環器内科 診療科長
尾野 亘

御支援いただける場合には、寄付申込書をお送りいたしますので、お手数ですが下記の電話番号またはメールアドレスまでお問合せください。

TEL: 075-751-4254
Mail: junkan*kuhp.kyoto-u.ac.jp

※メール送信の際は*を@に変えてください。

最新医療について

  1. 京大病院循環器内科での狭心症の新たな検査
    冠動脈CTを用いた精密診断(CTFFR)
    外来で大きな負担なく行えるFFRCTの結果次第では、従来入院で行っていた侵襲的なカテーテル検査が必要無くなる場合もあります。
  2. 京大病院循環器内科での心房細動の新たな治療
    カテーテルによる左心耳閉鎖術
    出血しやすい患者さんで抗凝固療法を中止することが可能になります。
  3. 京大病院循環器内科での弁膜症の新たな治療
    カテーテルによる僧帽弁逆流のクリップ術
    僧帽弁逆流による心不全患者さんで外科手術が出来ない患者さんでも心不全の改善が期待できます。

大学院研究室説明会のご案内

2024年の大学院説明会の日程は現在調整中です。
決まり次第、当Websiteでお知らせ致します。
個別のご連絡をご希望の方は(cardiosc@kuhp.kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。
※昨年から英語の試験はTOEFLあるいはTOEICが必要になっています。
英語の外部試験の受験(9月まで)を計画しておいてください。

2025年度 研修医・専攻医募集(説明会のご案内)

京都大学循環器内科では、研修医・専攻医を広く募集しています!

詳細はこちらのページをご覧ください!

循環器内科見学のご案内

循環器内科に興味のある研究生、学生さん、研修医の先生方は
是非見学においでください。歓迎いたします。詳しくは
こちらをご覧ください。


  • 患者様へ
  • 学生・研修医の皆さんへ
  • 同門会の皆さんへ

京都大学大学院医学研究科
循環器内科

〒606-8507
京都市左京区聖護院川原町54

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