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大学院生募集

京都大学循環器内科では、基礎研究、臨床研究の両分野からのアプローチにより、循環器病学の真理の探究を目指しています。
当教室では、各研究グループリーダーによる研究指導に加えて、エキスパートの統計家による生物統計学セミナーと、木村教授による論文個人指導により、大学院生の研究を強力にサポートします。
これまで研究経験のない若手医師も基本から学べる環境を整えています。各研究グループの活動については、以下のページをご参照ください。

出願スケジュール

大学院生の生活

桑原康秀

京都大学大学院医学研究科 循環器内科学2年生 桑原康秀

私は京大病院と兵庫県立尼崎病院で各1年ずつ研修を行った後、兵庫県立尼崎病院で3年間循環器内科を専攻し、医師6年目で京都大学大学院に進学しました。大学院入学後早くも1年半経過したことになりますが、京都大学大学院の循環器内科を考えておられる先生方の参考になればと思い、その生活を御紹介します。

大学院生は入学後、各グループを見た後にどのグループに所属するかが決まります。臨床研究を行うか、基礎研究を行うかでその生活は異なりますが、自分自身が所属するのは基礎研究グループですので、その生活について御紹介します。基礎研究グループは実際に患者さんを担当することはなく、生活は主に4つから成ります。1.研究、2.大学院の講義やセミナーへの参加、3.循環器内科医師として行う大学病院での検査、4.外勤です。
大学院生の生活

1.研究について

 まず研究についてです。言うまでもなく大学院生としての本業となります。どんな研究を行うかはグループによって異なりますので割愛しますが、いずれにしても空いている時間を自分でマネージメントし、研究に使うという形になります。担当患者がいないので、患者さんに合わせて行動するということは無い(もちろん緊急呼び出しなどもありません)ですが、研究がどれだけ進むかは自分の時間の使い方次第、また結果次第ということになります。大学院の研究生活のメリットを挙げるとすれば、世界の最先端に接することができること、また多忙な臨床医時代では絶対触れることのない論文や本を読むことができること、周囲の優秀な先生方と出会い・議論し合いながら学問(science)を学ぶことができることだと思います。 実験

マウスの心筋梗塞モデル マウスの心臓の切片(H&E染色)
マウスの心筋梗塞モデル   マウスの心臓の切片(H&E染色)

2.大学院の講義やセミナーへの参加について

2つ目の大学院の講義やセミナーですが、京都大学の大学院生として1年生の時は月1回程度講義を受講し、他科のスタッフの先生方の研究内容を聞きます。1年時は単位取得が必要で出席も取られます。循環器内科としては、毎週水曜日にリサーチセミナーを行っています。これは循環器内科に関連する人が集まり、前で大学院生が研究内容を発表するという形式をとっています。他グループの研究内容や行われる質疑応答から学ぶ点も多いです。また月2回行われる、木村教授が担当されている臨床統計セミナーにも参加しています。これは今や臨床研究を行うには不可欠となった医療統計学を学ぶことができる授業で、臨床研究を自ら行う場合や、臨床論文を読む際に参考となるであろうと思います。その他にも大学ならではの講義、セミナーが多数開催されており、自由に参加可能です。

3.循環器内科医師として行う大学病院での検査について

3つ目は大学院生が行う検査ですが、大学院2年生なら現在のところ心エコー、運動負荷試験、心筋シンチの3種類から2枠(1日を午前と午後に分けて、各々を1枠として計算)行っています。

4.外勤について

 最後の外勤ですが、生活資金獲得の為には欠かすことができません。循環器内科から外勤先の候補を紹介してもらえますし、循環器内科の先輩方からの紹介で更に微調整も可能です。内容は外勤先の病院によって、日直での循環器外来であったり、内科当直や循環器当直であったりと様々ですが、個人的にはPCIのサイドなども行っています。またPCIの術者をしている先生もおられます。しかし外勤は入れすぎると本業の研究に注ぎ込むパワーが無くなってしまうので、個人的にはほどほどがベストだと思います。頻度は1週間に日直と当直を1回ずつ、それに月1回休日の24時間当直を1回程度です。
以上が大学院生活で、当面の目標は4年間で主論文を1つ書くということになります。大学院に入り感じたことは、明らかに医学に対する視野が広がり、理解が深まる点です。臨床の現場では全く考えなかったことも考えるし、また全く別の角度から疾患を見ることもできるようになります。そういった視点が新たな医学の発展に貢献してきたことは明らかな事実です。もちろん研究生活は、臨床医とは全く異なる生活のため、悩んだりすることもあります(まだ1年半しかたっていませんが...)。またそれなりに結構多忙で、独特のプレッシャーもあります。しかし約40年の医師人生において、その時にしかできないことがあり、個人的には基礎研究生活はその一つだと思います。新たな視点から医学を学び、疾患を考えたい方、自ら医学を発展させたいと考えている方、この恵まれた環境で共に考え、学んでみませんか。

お問い合わせ

見学ご希望の方は以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。

(e-mailのタイトルは、「大学院受験について」と記載してください。尚、京都大学医学部附属病院のサーバーシステムの事情により、メール受信がブロックされる場合があります。)

循環器内科のホームページ・トップに当科企画の研究会のご紹介が掲載されていますので、こちらもご覧ください。

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